ステーション日誌
イソップものがたり
訪問看護リハビリステーションクローバー高崎です。
「イソップものがたり」をみなさんご存知ですか?
昔から多くの方に親しまれている物語ですが、今でも私たちに様々なことを教えてくれます。
その中で、今日は「からすと水さし」についてご紹介します。
のどが渇いたからすが水さしを見つけました。
水が半分ほどしか入っていなかったので くちばしが水のあるところまで届きません。
そこで 水さしをひっくり返して 水を出そうと考えました。
何回もくちばしで押してみますが 水が入った水さしはとても重く
しっかり立っているのでびくともしません。
仕方なく倒すのを諦めましたが 水さしの中の水はどうしても諦めきれません。
からすはあたりを見まわしました。
地面にたくさん落ちている小石を見た途端 良い方法がひらめきました。
小石をくわえて 水さしの中に落とし始めたのです。
水さしの中の小石が増えると 水が上へ上がって来ます。
いくつも小石を落としているうちに とうとう水さしの口まで水が上がりました。
こうしてからすはのどの渇きを癒したのでした。
このからすは、力はなくても知恵を出して目的が果たせることを教えてくれます。
訪問看護リハビリステーションクローバー高崎のスタッフも、みんなで知恵を出し合い、
より良いケアやリハビリが提供できるよう日々考えています。




